2005年12月04日

卒業:雪月花殺人ゲーム 東野圭吾著

東野圭吾さんは非常な好きな作家の一人で映画化もされた「秘密」のラストを読んだときは鳥肌が立ったのを覚えています、ただまわりの知人にはあまり評判がよろしくなく、子供だましだとかご都合主義だとか言われて面白いと思って進めたのに酷評されて凹んだのを覚えています

その東野圭吾さんの作品で次に好きなのが「どちらかが彼女を殺した」なんですがこれは最後まで文中では犯人を名指しせずに、読者が自分で推理することによって始めて判明するという実験的な作品です。
その作品の探偵役の加賀の初登場の作品が「卒業」です、まだ刑事になる前の大学時代の話で親友が密室で謎の死を遂げる、自殺か他殺か判明しないまま謎の解明にあたる加賀達のまえにまた新たな事件が襲いかかる、といったあらすじです

一読して最初に思ったのが東野圭吾さんらしくない作品だなっていうことですね、自分は秘密から東野圭吾さんの知り当時新しいものから順に読んで行ったせいかいわゆる「本格推理小説」とは違う作品の印象が強かったんですが、この作品は古典的と言うかベタな本格推理小説なんですよね
もちろん学生の青春小説としても読めるんですが推理の部分が妙に浮いている気がするんです。
当時はまだデビューしたてだって言うことを考えると当然のような気もしますが

その後の加賀の話は眠りの森という作品で読めますがこっちのほうが自分は気に入っています、ただ加賀と言う人を知る上ではこの作品を読まないわけにはいかないでしょう

お進め度 ★★☆

posted by テル at 01:29| Comment(0) | TrackBack(3) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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