2005年12月06日

本格推理小説とミステリー「容疑者Xの献身」

二階堂黎人氏のHP
二階堂黎人氏が自身のHPで「容疑者Xの献身」が「本格ミステリ・ベスト10」の一位をとったことに付いて批判をしています、掲示板には我孫子武丸氏も現れて議論されていますが
二階堂氏は「このミステリーがすごい」での一位はよくても本格ミステリの一位が許せないと言う感じで、ようするに「容疑者Xの献身」はミステリーではあっても本格ミステリーではない、別に作品の出来が悪いものが一位になって批判しているわけではなく、「本格ミステリ・ベスト10」というランキングの一位が本格ミステリではないのはおかしい、ということのようです。作品の批判は一切していません。

ただ語句の定義が人によって違う以上この作品を本格推理小説と思うことになんの問題があるのかわかりません。人それぞれの「本格推理小説」という定義があるのにそれを「自分の本格推理小説観」にそぐわないからおかしいと言っているようにも見えます。
推理小説という語句の素直に読むと読者、あるいは作中の人物が推理する小説に漢字的には読めます。
現実には、トラベルミステリも、ハードボイルド物も、二時間ドラマなどでよくある刑事物も入っていて、ほとんど推理などが無い作品もミステリーと言われて売り場に並んでいたりします
多くの書店で売られている推理小説の定義が推理小説=推理する小説ではないと言うことだと思います。
「容疑者Xの献身」が本格推理小説ではないというのならまず本格推理小説の定義が多くの人に浸透させてからではないと無意味な批判になりかねないと思います。
posted by テル at 18:46| Comment(1) | TrackBack(0) | ミステリ等雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
ブログのご意見、まさに的を射ていると思います。
自分は推理小説読者歴が浅いので、本格ミステリーの定義についても考えたことがなく、「容疑者Xの献身」が1位になった時、「こういう風な作品も本格に含めるんだ」と思い、結構意外でした。
この機会に本格の定義について考えてみようと思います。
Posted by モーラ at 2005年12月10日 03:26
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